加藤和男の見た火の玉
どんな伝承か
加藤和男は小学二年生のある夏の夕方、岐阜県養老郡の母の実家の前の洗い場で手足を洗っていた。頭上に異様な気配を感じて見上げると、ミカン色に光るお盆ほどの大きさの火の玉が、ゆっくりとした速さで西へ飛んでいくのが見えた。家に駆け込んで「人魂が出た」と告げると、祖父は「それは火の玉じゃ」と落ち着いて答え、家の者たちは何度も見て知っているのだと語ったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷松樹・心霊科学入門・昭和)
第一章 心霊に関する記録と文献(古代人の霊魂観・幽霊を見た記録・キリスト教関係の心霊の記録・ルルドの奇蹟・わが国の心霊文献)をはじめ、心霊科学の諸現象を入門的に解説。各事例の冒頭に【日付】【場所】【人物】【状況】マーカー付きで網羅した心霊科学入門書。