酒倉に入った女中の人魂
どんな伝承か
昭和十五年、三重県員弁郡梅戸井村での話。造り酒屋の若い衆が数人で大長村へ娘遊びに出かけた帰り道、真夜中に横を尾を引く人魂が通り抜けた。捕まえようと追いかけると人魂は酒倉に入り込み、後を追って入ると騒ぎで住込みの女中が目を覚ました。女中は道を歩いていて追いかけられ、逃げ戻ったところで目が覚めたと語り、若衆たちは先の人魂が女中の魂だったと知った。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
霊魂の世界 ― 心霊科学入門(板谷松樹・心霊科学入門・昭和)
第一章 心霊に関する記録と文献(古代人の霊魂観・幽霊を見た記録・キリスト教関係の心霊の記録・ルルドの奇蹟・わが国の心霊文献)をはじめ、心霊科学の諸現象を入門的に解説。各事例の冒頭に【日付】【場所】【人物】【状況】マーカー付きで網羅した心霊科学入門書。