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木幡南山

所在地京都府宇治市木幡南山
年代昭和七年
登場岩田英彬
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

宇治市木幡南山の話。昭和七年頃、大阪にいるおばあさんに何人かひ孫ができたが、京都にいるひ孫だけを見ていないので、見たい見たいと言っているうちに危篤となった。その頃、京都のひ孫の家では、母親が夜に添い寝をしていると、毎夜午前二時の時報を柱時計が打つと同時に、ひ孫が火のついたように泣き出した。そして庭の片隅を指さして連れて行けとねだり、抱いて行くと静かになって寝入る。それが三日三晩続いた翌朝、大阪からひいおばあさんが亡くなったと電報が来た。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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