1980年夏、岐阜県土岐市泉大坪町で8歳の岡田将史君が無謀な…
どんな伝承か
土岐市泉大坪町の話である。一九八〇年の夏、岡田将史君は無謀運転の犠牲となり、わずか八歳でこの世を去った。ところが死んだ後も、母である美恵子さんのもとへたびたび現れては、あの世で楽しく暮らしていると報告するのだという。遠足にも行っている、とも伝えているそうである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)
松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。