一国女の墓
どんな伝承か
一国女の墓というのが福井市の浪花下町にあって、一国は大阪から松平忠直に連れて来られた茶屋女であったと言い伝えられている。忠直卿の行状を恩賞問題と解する立場では、自暴自棄から酒色に耽り、一国という名の侍女が笑わないことから事件が発生したように伝えており、鯖江の師範の「福井県の伝説」などがこれを収録している。絵姿女房の昔話が伝説化して、忠直行状記の発端を語る役目を果たしたものと説かれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
福井縣鄕土誌 民間傳承篇(福井縣鄕土誌・昭和初期(1920年代~1930年代推定))