山姥(6D)(食わず女房系)
どんな伝承か
坂井郡高椋村のたかとりの手前に布さらしという山がある。見晴らしのよい名勝地だが、昔は誰も登らなかった。この山に鬼婆が住んでおり、谷川の水を使って毎日布をさらしていたと伝えられ、頂上からふもとにかけて布を乾していた跡が今も白いほうき目のように赤土の山肌に残っており、この山には一本の木も生えず、植えてもすぐ枯れてしまうという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
福井縣鄕土誌 民間傳承篇(福井縣鄕土誌・昭和初期(1920年代~1930年代推定))