野大坪の継体天皇伝説
どんな伝承か
越前萬歳は、今立郡味間野村の野大坪および上大坪の二字を本貫とし、野宇津保舞・野宇津保萬歳・越の国ぶりの寿舞・萬歳祝太夫などとも称されている。地名の大坪は宇津保舞のうつぼに同じで、野宇津保はうつぼの一種、その簡略な形式である。うつぼを舞の名とする事情については、馬の鎮魂呪法に奉仕した来歴を説き、それが吉例となって御厩の祈祷役を命ぜられ、継体天皇から野宇津保萬歳の称号を賜ったと言い伝えている。民団の祖は河内首三男使智という宮廷の馬飼部で、うつぼの舞を舞って男大迹王の愛馬を鎮めたとされる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
福井縣鄕土誌 民間傳承篇(福井縣鄕土誌・昭和初期(1920年代~1930年代推定))