引っ越し先を先に見た夢の雨
どんな伝承か
三鷹市上連雀での昭和五十五年の話。語り手は、通りっぱたに立つ二階以上ある建物の一室にいて、窓から外を見ると雨がしとしと降っている、という夢を見た。その年の八月、引っ越した先は通りっぱたのマンションの三階だった。その日は朝から晴れていたが、荷物が片付いた夜に窓を見ると雨が降ってきていた。なお引っ越しが決まったのは急なことで、夢を見たのは引っ越しが決まる前であったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))
松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。