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姪浜

所在地福岡県福岡市西区姪浜
年代現代
登場松男、夢に現れ数日後に亡くなった父の兄
出典現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂

どんな伝承か

私の母が不思議な夢物語を話してくれた。十年程前に子宮の病気で入院し、退院後も後遺症で随分苦しんだが、その間に三日続けて、まったく同じ場所の夢を見たという。一日目は二十五、六年前に亡くなった父と山道を歩き、はよせろと急かされて山奥へ行くと、一面の花畑に出た。仏様の花を思い出して脇道の花を二、三本とっていると急に父がいなくなり、母は来た道とは違う道を通って帰った。二日目は同じ花畑で、父の兄の松男じいが木にのぼって白い花を折っており、父は柿をちぎってくれた。三日目は三人で話していたが母だけ帰り、父と松男じいは山の方へ行ってしまった。数日後、松男じいの死の知らせが届いた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂(松谷みよ子・現代民話考・昭和50年代~60年代(推定))

松谷みよ子『現代民話考 4 夢の知らせ・火の玉・ぬけ出した魂』を小話単位で全513話収録。夢のお告げ・予知夢、火の玉、ぬけ出した魂(離魂)など、心と生死の境にまつわる現代の民話を全国から採集し収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明482話・市区町村判明386話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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