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天狗と相撲を取り続けた政与門

所在地高知県長岡郡本山町桑の川
年代現代
登場出典、同右、政与門、フジ、天狗と相撲を取った男、政与門の妻(病死)
出典現代民話考 1 河童・天狗・神かくし

どんな伝承か

高知県長岡郡本山町桑の川に、政与門という男がいた。若い頃、妻フジと結ばれ一男一女をもうけて幸せに暮らしていたが、フジが病にかかり、それを苦にして首を吊って自殺してしまう。妻の死を悲しんだ政与門も柿の木の枝に縄をかけて後を追おうとしたが、枝が折れて地面に落ち、それきり気が変になり山中をさまよい始めた。そこで若い天狗や年老いた天狗に出会い、代わる代わる相撲を挑まれては投げ飛ばされる日々が続いた。ある日、若く美男の天狗に力いっぱい挑まれ、政与門はついに勝つことができた。すると年老いた天狗が現れ「もう負けた」と言って逃げていったという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 1 河童・天狗・神かくし(松谷みよ子・現代民話考・1970年代)

松谷みよ子『現代民話考 1 河童・天狗・神かくし』を小話単位で全532話収録。河童・天狗・神かくしにまつわる現代の民話・怪異譚を全国から採集し、地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明530話・市区町村判明477話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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