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竈で焼かれた子と餅を搗かぬ泉家

所在地高知県長岡郡本山町上関
年代伝承(口承)
登場泉彦三郎、泉家総本家の主人
出典日本伝説大系 第12巻

どんな伝承か

上関の泉家の総本家に、泉彦三郎という大変な吝嗇家がいた。年の暮れ、正月の餅を搗くため、子連れの下男夫婦が手伝いに来ていた。餅を食べたいと子どもがぐずったが、主人が許さないので下男はどうにもできない。あまりに泣きやまぬので、下男はとうとうその子を大きな竈へ押し込め、焼き殺してしまった。以来この家では餅を搗くたびに不吉なことが起こるようになり、ついに正月の餅搗きそのものをやめたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))

『日本伝説大系 第12巻』所収の「文化叙事伝説」全139話(香川・徳島・愛媛・高知=四国)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。

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