人を食うほど大きなかまきりが棲み人が恐れたが
どんな伝承か
新潟県三島郡片貝村(現小千谷市片貝町)にかまきり坂と呼ばれる坂がある。昔、この坂に人を食うほどの大きなかまきりが住んでいて、人々に恐れられた。ある冬、かまきりは雪に埋められて死んだ。それ以来、この坂で転ぶ者は傷口が鎌の傷に似て、黒い血が出て非常に苦しむのだと伝えられている。三島郡誌に載る伝承である。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説名彙(柳田国男・日本放送協会・昭和25年刊)
柳田国男・日本放送協会編『日本伝説名彙』を全650話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。