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落城の翌朝に赤く染まった飯

所在地東京都八王子市元八王子(八王子城)
年代天正十八年の落城翌朝(六月二十四日)
登場村人
出典行楽と史蹟の武蔵野

どんな伝承か

落城当時、麓の住民は城山川の水を飲料に使っていた。ところが城が落ちた翌朝に炊いた飯は、村じゅうことごとく戦死者の血で赤く染まっていたという。そのため六月二十四日には今でも赤飯を炊き、戦死者の霊を慰める習わしがこの村に残っている、と案内の老人は語った。血に染まった飯の記憶が、そのまま年に一度の供養の膳へ移し替えられたわけである。城の落ちた前日の六月二十三日には全山が濃い霧に覆われ、以来その日だけは必ず霧がかかるとも伝えられていた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

行楽と史蹟の武蔵野(寺島裕・昭和初期(1920年代~1930年代))

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