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佐渡の風呂で子供が火傷した話

所在地新潟県佐渡市
年代不明(大正頃見聞)
登場風呂で居睡りした子供、川邊氏、中興の知人・国中の古い民家を案内
出典定本柳田国男集 第2巻

どんな伝承か

佐渡を旅した翌日、国中の見物に出かけた折のことである。この地方の民家では、風呂桶に藁で編んだ天蓋のような蓋があるのを見た。桶は普段は土間の隅に転がしておき、湯を沸かすときだけ上がり段の端まで運んでくる。天蓋はその上に縄で吊るしてあり、これを被せて湯気を籠らせ、中にしゃがんで蒸される仕組みであった。湯の量はわずかで非常に熱く、時々釜から汲み出して足していく。足を焼かないよう底には踏み台がある。ある時、子供が気持ちよさそうに中で居眠りをしているのを知らずに熱湯を差し足し、火傷をさせてしまったという話も聞いた。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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火傷民家天蓋

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