佐渡島を巡る神つなぎ儀式
どんな伝承か
1994年春、赤木先生の御神行に参加した「私」は、山本ら十数人とともに新潟へ向かった。一行はまず彌彦神社に詣で、赤木先生の唱える祝詞と「トウラ」という呪文とともに塩・米・酒を供える儀式を行った。赤木先生によれば、これは日本列島全体を国常立尊の形に戻すための神つなぎだという。一同はその後、航路で佐渡島へ渡り、島を一周しながら祠を見つけるたびに、彌彦神社と同じ儀式を淡々と繰り返した。神からのお告げに涙を流す参加者もいたが、「私」はその内容の月並みさに、何の感動も覚えなかったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
実録 あなたの知らないオカルト業界(三浦悦子・2014年前後)
ライター三浦悦子による『実録 あなたの知らないオカルト業界』。神仏・霊など科学的に未証明の存在を商品化するサービス業=『オカルト業界』を、20年以上の取材体験から内側で暴露するルポルタージュ(否定・迷信打破系)。