北京の特権階級・鄧の暮らし
どんな伝承か
鎌倉文学館を見て回ったあと、著者は鄧を鎌倉の田中社長の家に泊めた。2階の書斎で中国語の本を見つけた鄧は喜び、二人は中国語と日本語を交ぜ、筆談も使って語り合った。鄧によれば、北京では17部屋ある家に両親と住み、そのうち3部屋を自分が使っている。料理人や運転手、警備などを務める5人の使用人は皆軍人で、地位の高い父に敬礼するという。英語を話す母は月に2回香港へ買い物に出かけるとも語り、話はどれも夢物語のようだった。
原典より
鄧の話はすべてスケールが大きく、まるで夢物語のようだった。—— 実録 あなたの知らないオカルト業界(三浦悦子・2014年(平成26年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
実録 あなたの知らないオカルト業界(三浦悦子・2014年(平成26年))
『実録 あなたの知らないオカルト業界』は、三浦悦子が二〇一四年に著した体験記である。ライターとして約二十年にわたり取材や個人的な関わりを持った新興宗教の教祖、気功師、霊能者、能力開発セミナー、フリーエネルギーの売り込み手らの内幕を、自らの見聞として綴る。「はじめに」と「おわりに」の間に九つの話を置き、拝み屋、生き霊、御神行などの題材ごとに副題を付けて語る。