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白川村の四階建て切妻合掌造り

所在地岐阜県大野郡白川村大字荻町
年代明治42年6月
登場山村の住民
出典定本柳田国男集 第2巻

どんな伝承か

白川村の里の家は皆草葺の切妻である。傾斜が急で、前から見れば家の高さの八割が屋根である。横から見れば四階になっていて、第三階で蚕を養う。屋敷を節約し、兼ねて風雪の害を避けるために、こうした西洋風の建築となったのであろう。戸口を入れば牛がおり、横の垂蓆を掲げて上れば、炉があって主人が坐している。対岸の険しい山の樹間にちらちらと見える小屋は、炭焼かと思えば鉱脈を探る冒険者の宿舎で、大阪から異人も折々来るという。荻町、鳩谷で夕方になった。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第2巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第2巻』を全331話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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