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西宿名護街道の人無しあきない

所在地沖縄県那覇市西宿
年代大正期(当時)
登場豆腐を作り売る村の女たち
出典定本柳田国男集 第1巻

どんな伝承か

豆腐の色は常に新しいが、その流行はほとんど極度に達している。西宿の名護街道などを通って見ると、買う家の数よりも多くはないかと思うほど、どこの家でも豆腐を造って売っている。表を囲った石垣の片端、例のガジマルの樹蔭などに、麦酒箱を少し毀してそれへ板硝子を嵌め、僅かの豆腐を並べてその箱を枝に吊り、または杭の上に載せている。いわゆる人無しあきないである。傍に寄って覗くと、多い時も二梃か三梃、あるいは庖丁で切って半分だけ売るものもある。買人が無ければ晩には引込めて、多分我が家で食ってしまうのであろう。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

定本柳田国男集 第1巻(柳田国男・定本柳田国男集)

柳田国男編『定本柳田国男集 第1巻』を全451話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。

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豆腐ガジマル習俗

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