十三段の提燈山笠と本家分家
どんな伝承か
枝光では七月二十四日から二十六日まで祇園山笠が出る。文久のころには既にあったといい、昔は飾りのない幟山笠だけで担ぎ台も大きく粗削りだったが、夜になると提燈山笠に組み替えられて美しかったという。提燈は十三段に重ねられ、いまの戸畑山笠の十二段より一段多い。高さそのものは戸畑ほどではなく、当時は戸畑の山笠も枝光と変わらぬ高さだった。段が一つ多いのは、戸畑の八幡神社が枝光八幡宮から分かれた社であり、本家と分家の間柄にあたるからだと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。