戸脇神社の筑前御殿神楽
どんな伝承か
乙丸の戸脇神社は十月八日と九日が祭礼で、八日の夜に筑前御殿神楽が奉納される。江戸時代から伝わるとされ、もとは遠賀郡一帯で秋の実りを神に感謝するために広く舞われたものだという。いまは若松区、八幡の東西両区、戸畑区、中間市の十二社に受け継がれ、この一帯の神職十人が社から社へと巡って舞う。猿田彦をはじめさまざまな面をつけた舞手が、笛と太鼓だけを伴奏に二時間ほどかけて九番を演じ、最後に湯立神楽で締めくくる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。