白山神社と日吉神社の大祭
どんな伝承か
小竹では白山神社が四月と十月の十八日、日吉神社が十月十七日に大祭を営み、ほかに夏の中祭、月々の小祭、祈願などの臨時祭がある。幟は氏子が用意し、注連縄は昔から決まった地区が受け持って、白山神社の分は内小竹が作る。供え物は米や酒、魚、海藻、果物、塩で、三方の数は大祭が十五、中祭が十一、小祭が七ほど。甘酒は近ごろ供えなくなった。式は祓いに始まり開扉・献饌・祝詞・玉串・撤饌・閉扉と進み、直会は大祭のときだけで、ほかは神酒を頂くにとどまる。明治末まで続いた脇ノ浦海岸への御神幸は担ぎ手の若者が減って絶え、春夏のお籠りも各戸一人の参拝に改まった。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。