白山神社
どんな伝承か
茨城県取手市小文間にある白山神社は、創建の年代は不明だが相馬八十八ヶ所霊場の六十二番札所とされている。近くの西光院は水白山と号し、白山の別当として住職を置かず留守居のみを置く寺であった。その裏山に白山神社が鎮座し、山腹には見るもおそろしい閻魔大王の像が安置されていたという。同地域には摺臼観音や香取社など、相馬の霊場・社寺にまつわる由緒がほかにも数多く書き留められている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
相馬伝説集(寺田喜久(狂花)・相馬郷土研究・大正)
大正十一年、寺田喜久(狂花)が編んだ『相馬伝説集』。茨城・千葉にまたがる旧相馬郡(利根川流域=小文間・守谷・布川・布佐・藤代・横須賀など)の名勝・旧蹟・伝説を、△印で項目立てして地誌的に網羅する。最大の主役は平将門で、守谷町の朝日御殿・桔梗塚・佛島・日秀の石井戸など将門伝説群、その妾とされる桔梗の前の伝説を収める。