田野浦の聖山天神
どんな伝承か
門司区の田野浦には、菅原道真が大宰府へ向かう途中この地に寄港したという言い伝えがあり、古くから天神信仰が行われていた。人々は使い古した筆や習字の紙などを、仲之町(田野浦二丁目)にある聖山天神のお室に納め、手習いが上手になるようにと祈ったという。昭和二十八年の水害で社も池も埋没してしまい、現在は石の鳥居だけが残されている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。