城山山頂で武士を弔う竹の観音祭
どんな伝承か
北九州市小倉南区の横代では、五〇〇年ほど前から竹の観音祭が続き、いまも毎年四月十七日に城山の山頂で営まれる。土地の言い伝えでは、いくさに敗れた武士たちがこの山頂で自害したといい、祭りはその霊を供養するものだとされる。麓の丸ヶ口の住民が世話役を務め、山頂の堂には前夜から信者が泊まり込んで経をあげる。地区の婦人会が神酒や茶をふるまい、当日はにぎわいをみせる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。