黒川の巌観音
どんな伝承か
門司区黒川の春日町、砂利山の中腹の谷間にある観音は「巌観音」と呼ばれている。本尊の十一面観音は大きな自然石で、北九州市内はもとより、下関や大分方面からも参拝者が今でも多い。今から約八〇〇年前の寿永四年、壇之浦の合戦で敗れた平家の落ち武者たちが発見したものといわれ、わき出る泉は万病に効くという。毎月十七日に祭りが行われている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。