一月八日の初薬師参りと娘の十六まいり
どんな伝承か
小倉の南北両区では、かつて一月八日を初薬師参りの日とし、近くの薬師堂へ詣でる習わしがあった。なかでも苅田町馬場の相円寺は内尾のお薬師さまと呼ばれ、参る者が多かった。信者は今も参拝を続けている。また小倉の地区では、十六になった娘が母に連れられて薬師如来へ参る十六まいりの風があった。詣で先は上徳力や広寿山の薬師如来、苅田町の内尾薬師、香月は吉祥寺の薬師如来などであったという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。