長浜のお地蔵さん祭り
どんな伝承か
北九州市小倉北区長浜では、八月二十四日に地蔵祭りが行われる。西ノ丁にあった六地蔵と先ノ丁の二つの地蔵をまつるもので、六地蔵は円応寺の末寺として創建され、もと閻魔堂と同じ場所にあったが、昭和二十八年の鹿児島本線移設で末広町一丁目へ移された。以前は大人が営んだが、大正期から小学生だけで行うようになり、前日に海水で地蔵を清め、浜の真砂で線香山をつくる。夜は提灯を張りめぐらし、子供たちが火のついた線香束を持って西ノ丁と先ノ丁を往復した。閻魔堂には抱え上げた重さで願い事を示すという「ためし地蔵」がある。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。