田野浦の淡島神社と女の病の願かけ
どんな伝承か
北九州市門司区の田野浦では、北之町にある淡島神社を女の神、とりわけ下の病を守る神として信じる人が多い。どれほど重い病でも、願をかけて信じ続ければ治るという思いが、この信仰を支えてきた。快復すればお礼参りに出向く。頭の病であれば櫛や笄、鹿の子や髪を、下の病であれば布切れや帯の端切れを持参して奉じた。地元の淡島様のみならず、かつては遠方の淡島様にも足を運んだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
北九州市史 民俗(北九州市・北九州市史)
北九州市編『北九州市史 民俗』を全354話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。