妻の位牌が燃えない現象
どんな伝承か
著者は昭和五十九(一九八四)年一月に妻蓉子を癌で亡くし、同年八月、生前妻が好んだ長野県富士見高原の入笠山に白木の位牌を持って登り、子供たちと共にそれを焼いた。燃え尽きるのに小一時間ほどかかったが、めらめらと燃える炎の中で「蓉子」と書かれた名前の部分だけがいつまでも燃えず、不燃性の薬品でも塗ってあるかのようだったという。著者はこれを、好きだった入笠山に連れてきてもらえた妻の霊のサインではないかと記している。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
秩父・奥武蔵伝説たわむれ紀行(神山弘・1984年頃(昭和50年代))