満月前の13日と松代の群発地震
どんな伝承か
筆者は、13日という日付がなぜ忌まれるのかを太陰暦から考えている。太陰暦の13日は満月の二日前にあたり、満月や新月のころは人間をはじめ、水分を含むあらゆるものの働きが盛んになるため、行き過ぎた行動から事故を起こしやすくなるという。そのうえ地盤が水分を多く含んでゆるみがちになり、そこへ引力の作用が加わることで、道路が突然陥没する事故や落盤、さらには長野県松代で起きたような群発地震の下地がつくられることも十分に考えられる、と筆者は論じている。
原典より
13日というのが、太陰暦の場合は、満月の十五日の二日前であり、満月のときは、新月のときと同様、地球上の人間はもちろん、水の成分を含むすべてのもののはたらきが、活発になるために、…—— 四次元世界の謎(内田秀男・1970年(昭和45年)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
四次元世界の謎(内田秀男・1970年(昭和45年))
『四次元世界の謎』は、内田秀男が昭和四十五年に著した超常現象の論考集である。月刊誌『電波技術』に昭和三十八年から四十三年まで「あなたは信じますか」の題で書いた記事を抜き出したもので、魔の踏切、十三日の金曜日、地震予知、お守り札、幽霊写真、虫の知らせなどを、筆者の体験と磁場・電波の実験をもとに論じる。項目ごとに小見出しで区切り、多数の図表と写真を添える。