松代の満月と群発地震
どんな伝承か
原典は十三日という数の「魔力」を論じるなかで、太陰暦では十三日が満月の十五日の二日前に当たることを挙げる。満月のときは新月のときと同様、地球上の人間はもちろん水の成分を含むすべてのもののはたらきが活発になるため、行動の行き過ぎから事故を起こしやすくなり、また地盤が過剰水分でゆるみがちになるうえに引力のはたらきが加わる。こうした条件が、突如起こる道路の陥没事故や落盤事故、また長野県松代で起こったような群発性地震のもとをかもし出すことも当然考えられるのではないか、と著者は述べている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
四次元世界の謎(内田秀男・昭和50年代刊)
内田秀男編『四次元世界の謎』を全72話・伝説(1見出し=1話)単位で収録(緒言・序・名義・解説・和歌・注は除外/内包)。所在地(郡村区・社寺)を付して集成。