雨鳴城
どんな伝承か
天正十年、武田勝頼が織田・徳川の連合軍に攻められ新府城を囲まれた時、城中の水はすでに欠乏していたが、豊富にあるように見せかけようと、釜無川七里岩の断崖から米を落として滝のように見せた。ところが鴉が飛んできてその米をついばんだため敵に見破られ、激しく攻められてついに落城した。今もその城跡を掘ると焼米が出るという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第5巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第5巻』所収の「文化叙事伝説」全104話(千葉・山梨・神奈川・埼玉・東京=関東甲信)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。