祇園の日に田へ入れば目を突く
どんな伝承か
高知県高岡郡佐川町(現・同町)旧黒岩村原では、旧暦六月七日を祇園さまの日として、この日に田の草取りをすると稲の葉で目を突いて盲目になるといわれ、忌み日とされていた。同じ日には胡瓜や葱などを口にすることも禁じられていたという。祇園信仰と結びついたこの種の禁忌は、高岡郡一帯の各集落に広く伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第12巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第12巻』所収の「文化叙事伝説」全139話(香川・徳島・愛媛・高知=四国)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。