胡瓜食わず
どんな伝承か
福井県勝山市にはこんな話が伝わっている。旧勝山藩の老臣であった山本一庵という人の家では、胡瓜を作らないという。その理由は、山本家の紋所である「はしばみ」の形が、胡瓜を切った切り口によく似ているためだといわれている。家紋を胡瓜の切り口に重ねて見られることを嫌い、代々胡瓜の栽培を避けてきたのだと伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第6巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第6巻』所収の「文化叙事伝説」全44話(福井・富山・石川=北陸)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。