トップ福井県の伝承勝山市

勝山市・)

所在地福井県勝山市片瀬
年代現代
登場三治郎、当事者
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

福井県大野郡猪野瀬村(現・勝山市)での話。片瀬の三治郎は七、八十年前(明治初年頃)の男であるが、下庄村アヒッキの酒屋へ生まれてきた。背中に墨で大きく「三治郎」と書いてあったので、産婆が湯をつかわせて洗ったが落ちない。山伏に占ってもらったところ「片瀬の土を持って来て洗えば落ちる」と言うので、その通りにしたら落ちた。勝山町のアホ岩の山王(吉田郡)の酒屋へ生まれてきた子も、同じく背中に字が書いてあったので、三治郎と同じようにして落としたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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