妙法寺の老松にともる竜灯
どんな伝承か
牧石の笠井山は中腹に妙法寺があり、その境内に老松が一本立っている。夜になると、この松の梢に火がともることがあるという。ただし近寄って見上げても何も見えず、離れた場所から眺めたときにだけ灯火のように映る。村人はこれを竜灯と呼んできた。同じ話を載せる『御津郷今昔物語』は、この光をひとだまではないかとしている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第10巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第10巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全85話(岡山・広島・山口=中国地方)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。