いさごの松
どんな伝承か
新潟県新潟市(旧西蒲原郡岩室村)石瀬に伝わる松の精の類話。石瀬村の「お杉・お松」という二人の娘が伊勢参りに出かける際、宿の主人から旅費を借りて出発した。翌年、その主人が村を訪ねても娘たちを知る者はなく、代わりに村はずれの老松の枝に借りた分の二百文の銭が掛けられているのが見つかった。木の精が人の姿となって旅をしたのだという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本伝説大系 第3巻(日本伝説大系編集委員会・日本伝説大系(みずうみ書房)・現代(編纂)/伝承(口承))
『日本伝説大系 第3巻』所収の「文化叙事伝説」および「自然説明伝説」全65話(山形・福島・新潟)を、各話の伝承地(市町村〜字レベル)とともに収める。