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金神さんの喧嘩を見物する町人

所在地京都府綾部市
年代明治30年代
登場出口すみ、出口ナオ、出口王仁三郎、町の人々、大本開祖、大本聖師
出典亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界

どんな伝承か

喜三郎の夫人すみの上申書には、神懸りしたナオと王仁三郎の凄まじい言い争いの様子が記されている。裏の別荘の先生と表の二階の教祖のあいだで、スサノオや小松林をめぐって大きな声で四股を踏み、身ぶるいするほどの勢いであった。この争いを町の人々は「金神さんの喧嘩」と呼び、夏などは大勢が家の周囲に見物に集まった。隣の柿の木には十人ほどが登って聞き、その下にもたくさんの人がいたという。「外国とか日本とか、いつでもそんなことばかりで一向おもしろみがない」と言いながら、ぞろぞろとよく来たものだと、すみは書き残している。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

亀岡の大予言者――東洋の巨人・出口王仁三郎の世界(加藤正民・たま出版・心霊/予言・現代(評論)/明治〜昭和(対象))

加藤正民が「天下の浪士」の立場から、出口王仁三郎(1871-1948)を心霊的視座で描く評論。明治25年の出口ナオの神がかり(艮の金神・三千世界一度に開く梅の花)、水行の奇蹟、無筆のナオの自動書記、日清・日露戦争予言の具体的中を起点に、国祖隠退の大本神話と、ナオ(A)と王仁三郎(B)に具現した二大霊流・「火水の戦い」を論じる。

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