ヒツギヒガエリの健脚参り
どんな伝承か
農閑期には個人的に信濃の善光寺詣りや本山詣りをする者もいた。いつと日は定まらない参詣である。明治のころ、江南市古知野の人で真宗大谷派の檀家に、京都の本山まで一日で歩き、翌日も一日で歩いて帰ってくる人があった。これをヒツギヒガエリといった。西春町とその周辺では、こうした健脚の逸話が語り伝えられている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異(西春町(編)・西春町史・自治体史(民俗))
『西春町史 民俗編2』第四節ほか所収の霊と神・祈禱・怪異・地名伝説。愛知県西春町(現北名古屋市)に伝わる信仰と怪異を採録する。