五条川の大蛇(曽本の猟師)
どんな伝承か
愛知県を流れる五条川には昔から大蛇が棲むといわれ、各地に目撃譚が伝わっている。五条川上流の曽本(江南市)の猟師が猟に出かけた帰り、青い顔をして寝込んでしまい、わけを聞いても長く語らなかったが、しばらくして「大蛇の餌は捕らない」と言って猟師をやめ、以後その大蛇を祀り敬うようになったといい、五条川流域に伝わる大蛇目撃譚の一つである。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
西春町史 民俗編2――霊と神・祈禱・怪異(西春町(編)・西春町史・自治体史(民俗))
『西春町史 民俗編2』第四節ほか所収の霊と神・祈禱・怪異・地名伝説。愛知県西春町(現北名古屋市)に伝わる信仰と怪異を採録する。