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長田の頓病松とトンビョウ集団

所在地愛媛県四国中央市豊岡町長田(頓病松)
年代天保十三年
登場庄屋役人、村人
出典日本の憑きもの――俗信は今も生きている

どんな伝承か

愛媛県宇摩郡豊岡村長田には、昔トンビョウの一大集団があったという。『西条志』によれば、海辺に沖から船の目当てになる「頓病松」という大松があった。この村には蛇神を持つ家が数多くあり、蛇を瓶に入れて藪や木の下、山の中などに埋め、時々作り初穂などを供えた。供物が遅いと蛇が家に群れ来るという。頓病とは俄に病むの意で、蛇神持ちが遺恨ある者の名を言えば、七十五匹の蛇が鎌首を立てて仇の家に襲い来り、家内の者はたちまち腫れや腹痛に悩まされたと伝える。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

日本の憑きもの――俗信は今も生きている(石塚尊俊・石塚尊俊・民俗学・昭和(民俗調査))

民俗学者・石塚尊俊『日本の憑きもの―俗信は今も生きている』。日本各地の憑きもの俗信を実地調査と文献で体系化した研究の決定版。

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トウビョウ七十五匹蛇神

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