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御坊の喪服返しに煮干し二匹

所在地和歌山県御坊市
年代明治期〜
登場野田三郎の母、野田三郎、明治12年生ら、習俗を報告した人物
出典霊魂の行方

どんな伝承か

和歌山県御坊市の野田三郎氏によれば、葬式に着る婦人の喪服を持たない家では他人から借りることが多く、それを返す際に煮干し(イリジャコ)二匹を包んで添える習わしがあったという。明治十二年生まれの野田氏の母がそうしているのを見て育ち、当時七十一歳の老婆も同様であったと語った。死霊を祓う意味ではないかとされ、後にこの習俗は煮干し一袋を添える形に変化したという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

霊魂の行方(最上孝敬・最上孝敬・葬送民俗・昭和(民俗学))

民俗学者・最上孝敬『霊魂の行方』。日本各地の葬送習俗を実地調査し、死者の霊魂がどこへ行きどう処理されるかを論じた葬送民俗研究の集成。

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