(愛宕権現、隠れ荒神など)
どんな伝承か
庵治町篠尾では、山の神や荒神さんが海から見えるようになると冬網のボラがとれんようになるから、木は切ってはならないという。また三木町池戸では、長曽我部軍が攻め入ってきたとき神に祈ったところ、一寸先きもわからぬ白い煙幕をはって村をすっぽりと隠してしまった。よろこんだ村人がお宮を建て、隠れ荒神としておまつりをしたと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
新編香川叢書 民俗篇――昔話と伝説(香川県(編)・新編香川叢書・自治体史(民俗))
香川県(讃岐)の昔話と伝説を網羅する。第一章昔話は、炭焼長者・天道さん金の鎖・狐女房・大歳の火・産神問答(虻にのみ/滝の宮のヨサの宮さん)・親棄山・童子丸・弘法機・継子話・お大師さんとぼた餅・物言う亀・米倉法師・猫又・こぶ取り爺・屁こき爺・蛇聟入・かにの報恩・浦島太郎・竜宮童子・肉付面・子育て幽霊・鷲の育て子・亀の聟入など五十九話を語り手付きで収める。