屋敷に忌まれる植物
どんな伝承か
長野県坂城町に伝わる、屋敷に植えることを忌む植物の言い伝え。ツバキは首が落ちるようで縁起が悪いとされ、フジやブドウは「成り下がる」に通じ家運が傾くと嫌われた。クルミは人の血や家屋敷の油を吸うといわれ、サルスベリやヒガンバナ、イチョウ、フヨウ、ムクゲなどは寺院や墓地にある木という連想から死を思わせるとして忌避された。ザクロは家庭に災難が絶えないとされ、ホオズキは病人が絶えない木といわれたと伝わる。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌・自治体史(民俗))
『坂城町誌 上巻(自然編・民俗編)』所収の伝説。長野県坂城町に伝わる村上義清ゆかりの伝説を採録する。