上五明・寺の鐘が独りでに鳴る
どんな伝承か
坂城町上五明でのことである。ある夜、三人の者が村の寺で碁を打っていた。夜更けに突然、寺の大鐘が鳴った。住職が早速念仏を唱えたところ鳴りやんだ。しばらくすると、鎌原の人が死んだと告げて来たという。町の民俗調査では、恐ろしい響きの事例は少なかったが、怪しい光を見たという事例とともに、こうした怪音の例も併せて報告されている。
原典より
明治五年(一八七二)の年取りの晩のことである。—— 坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌・自治体史(民俗)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
坂城町誌 上巻(民俗編)――伝説(坂城町(編)・坂城町誌・自治体史(民俗))
『坂城町誌 上巻(自然編・民俗編)』所収の伝説。長野県坂城町に伝わる村上義清ゆかりの伝説を採録する。