殺生を戒める三夜様の祟り
どんな伝承か
取手市に伝わる話。三夜様(二十三日)の三夜講で人々が集まっていたとき、魚捕りが好きな者が講を抜け出して堀にタルをかけ、魚を大量に捕った。ところが翌日からその者は体調を崩してしまい、これは三夜様の祟りだろうと、捕った魚をすべて放したところ治ったという。神様の日には殺生を慎むべきだと語り継がれている。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
取手市史 民俗編2――将門伝説・怪異(取手市(編)・取手市史・自治体史(民俗))
『取手市史 民俗編2』第四〜六節所収の伝説・不思議な話・祟り。茨城県取手市に伝わる口承を採録する。