トップ奈良県の伝承大淀町

夜中に頭を叩く白衣の怪

所在地奈良県吉野郡大淀町
年代現代
登場二階の世話人、相談者
出典現代の迷信

どんな伝承か

男性(二十二歳)からの相談。戸締まりは厳重なのに、夜中に頭を叩かれる。ある夜は白衣で頭から御光がさす人だったり、近所の人だったりで、家中が騒いでいる。夢だとか狐だとか正体はわからない。先日は二階の世話人もやられたという。回答者は、白衣で御光が見えたという話は昔から伝わる枕神そっくりで、東北の岩手あたりで信じられる童形のザシキワラシに似た妖怪だと解説し、奈良県吉野郡大淀町あたりでも皆で手分けして詳しく観察・実験してみるよう勧めている。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代の迷信(今野圓輔・今野圓輔・民俗学・昭和(高度成長期))

民俗学者・今野圓輔が高度成長期の日本に残る迷信を社会派ルポとして告発・分析した一冊。序章では、静岡県掛川市で異性双生児を畜生腹と恥じた母親の母子心中事件、青森県三本木市でキツネ落としと称して女を火あぶりにした殺人事件など、迷信が現代も殺人・心中を生む『黒い習俗』を突きつける。

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