長尾郁子の千里眼実験と学者の失態
どんな伝承か
山川博士による念写実験で、実験準備を担った藤理学士らが乾板を提供し忘れるという重大な手違いが起きた。世間はこれを長尾家の詐術あるいは学者側の陰謀と噂したが、山川は自らの監督不行届を認めて長尾家へ謝罪した。著者はこの一件を、能力者の実験に立ち会う学者の態度を戒める教訓として紹介している。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
修養と通力(高橋宮二(逐堂生)・大正2年(1913年)前後)
明治四十三年(1910年)から大正二年(1913年)にかけて、著者高橋宮二が体験した精神修養と霊能力(通力・千里眼)に関する記録。藤田靈齋の深呼吸修養法から始まり、日本アルプスでの深山幽谷修行を通じて、精神修養による霊能力の発現を理論化・実践化する過程を記述。御船千鶴子・長尾郁子といった著名な千里眼能力者の事例と、著者の配偶者による透視・念写能力の発現記録を中心に展開。