第十一話 大黒さま銀行頭取に現れ給う
どんな伝承か
京都府綾部の大本教に入信した滝川辰郎は、大正末から昭和初めにかけて、不動貯金銀行(現・協和銀行前身)の頭取牧野元次郎と心霊研究を通じて親しく交わるようになった。牧野は明治三十年代からの熱心な心霊現象研究家で、大黒さまへの信仰が篤く、驚くべき霊能の持ち主だったという。両者の奇縁は明治三十八年一月一日、牧野が友人数人と伊勢参宮をした際に始まったとされ、参拝の帰りに土産物を求めた店先での出来事が発端になったと牧野自身が回想しているが、本文はその具体的な体験の描写に入る直前で途切れている。
原典より
* 第十二話 あなあやうしやいろのみち* 第十三話 神示が出た。—— 日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定)) より引用地図で位置を見る
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
日本神異見聞伝(笠井鎮夫・昭和40年代(推定))
霊界からの賞罰覿面(日本神異見聞伝)/天狗・竜神の憑依と霊界通信/神霊による人生指導/神隠しと予言/各地の神異・霊異見聞