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守道

所在地奈良県宇陀市守道
年代現代
登場沢井岱峩
出典現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話

どんな伝承か

話者・沢井岱峩(七十六歳)の語り。奈良県宇陀郡大宇陀町守道の寺には、本堂にゴーンと撞く鐘がある。この寺の下に、目の悪くなったおばあさんがいた。話者が子供の時、そこへ同級生を誘いに行くと、おばあさんに「ボン、ゆうべお寺の鐘鳴っとったぞ、今晩枕経あげんといかんのう」と言われた。寺では鐘を鳴らさないのに、彼女のように『ゴーンゴーン』と鐘の音が聞こえる人がいた。霊感か何かのためだろうという。話者は親のかわりに枕経に行き、帰りは一人で提灯を提げて歩くと、提灯の位置によって枕経をあげた仏がついてくるような気がしたという。

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※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません

出典の文献について

現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話(松谷みよ子・民話・口承文芸・昭和)

松谷みよ子『現代民話考 ― 死の知らせ・あの世へ行った話』を小話単位で全699話収録。死の知らせ・予兆、あの世(地獄・極楽)へ行った話、死者からのサイン、生まれかわりなど、生死とあの世にまつわる現代の民話を全国から採集し地域・話者つきで収録する。各話に採集地(都道府県・市区町村)と話者・回答者を可能な範囲で付す(県判明606話・市区町村判明489話、戦地や場所不明の話を含む)。原典は読者からの投稿・採訪に基づく現代民話の集成。

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# 音・気配・火の玉など鐘の音霊感死の予兆

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