帝王切開手術中に体外離脱した久保田さんは
どんな伝承か
愛知県尾張旭市の久保田恵子さん(五十六歳)は、帝王切開の手術中に体外離脱を体験した。大きなルーレットのようなものの底でぐるぐる回され、頭が痛く気持ち悪いのでいちばん上まで這い登ろうとするがすぐにまた底へ落ちてしまう、それを何度も繰り返したのちにようやく外へ出ることができた。気づくと手術室の天井の隅にいて、見下ろすと出産を終えた自分のそばで、血に染まって真っ赤な赤ん坊が泣いているのが見えた。女の子を望んでいた久保田さんは、その子が男の子だとわかり「あー、男の子か」とがっかりしたという。
※伝承地の場所は必ずしも正確ではありません
出典の文献について
臨死体験(立花隆)(立花隆・臨死体験・ノンフィクション・平成)
トム・ソーヤーの変身・オメガプロジェクト・色を聴く(共感覚)・クンダリニー覚醒・時間なき世界・光の存在/光の世界・星への旅・体外離脱とは何か・脳と心の関係・シルヴィウス溝・死のリハーサルなど全章にわたり、臨死体験者の証言(弟の気持ちを知る・ベトナム帰還兵・登山家の奇跡)と、ムーディやケネス・リングらの研究、脳科学的解釈を縦横に検討。